シェードグロウンとは、直射日光を避け熱帯林の木陰の下でコーヒーを栽培することです。
コーヒーは本来、熱帯林の木陰で育つ植物です。しかし近年では収穫量を増やすために、直射日光下で栽培するサングロウンが多くなってきました。
シェードグロウンは、サングロウンに比べて以下のメリットがあります。
- 化学肥料に頼らない収穫ができるため環境に優しい
- コーヒー豆の味わいがマイルドで品質が高い傾向がある
サングロウンはコーヒーノキ(コーヒーの木)の栽培面積を増やし収穫量を多くできますが、面積を増やすため熱帯林を伐採したり、土地が痩せるため肥料等を多く使う栽培手法です。
シェードグロウンは熱帯林を残したままコーヒーノキを栽培するため、熱帯林がそのまま腐葉土となり肥料に頼らなくても持続的な生産が可能になりやすい栽培手法です。
収穫量が少なかったり品質管理が大変になるデメリットはありますが、直射日光を避けて栽培されるため、コーヒー豆の酸味が抑えられ味わいがマイルドになるとも言われています。
また熱帯林の木陰の下では、コーヒーノキがゆっくりと育ち産地が持っているテロワール(その土地特有の個性)がコーヒー豆に反映されやすいため、スペシャルティーコーヒーとして評価される傾向があります。
シェードグロウンで栽培されたコーヒーは、環境に配慮しつつ豆本来の味わいを楽しみたい方におすすめのコーヒーです。
※シェードツリーは人工的に木を植えたりして日陰でコーヒーを栽培する言葉です。シェードグロウンと同義に捉えても良いともいます。
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